ムカデ競走

声の大きさと、元気が取りえで、かつ学級委員だった中学時代。身長もさほど高くはなかったので、クラス全員で参加するムカデ競走の先頭であり、リーダーに抜擢されました。最後の運動会ということもあって、真面目とはいえないクラスメイトも、運動が苦手なクラスメイトも早朝や放課後の練習を一緒にやってくれました。
校舎内だけで練習するのではなく、学校の周りの道も使って、大きな声で『せーの!1,2,1,2』と皆で足踏みをあわせて、一歩一歩前進していったこと。
クラスメイトとともに、1つの競技を、声を掛け合い、歩くことから始めて、走れるようになるまで成長していったこと。
今思うと、微笑んでしまうほど気持ちがいいものでした。
運動会本番で、優勝できたかどうかは覚えていません。ですが、皆が笑顔だったことは、心に残っています。

  • 2014/05/22
  • Sato

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