今週の数字 【 子どもの肥満が43%も減少 】
アメリカの政府機関の発表によると、この10年間で2歳から5歳児の肥満が43%も大幅に減少したそうです。
3~5歳時に肥満もしくは過体重であった子どもは、そうでない子どもに比べて大人になった時に5倍も肥満や過体重になるという報告もあり、子どもの肥満はアメリカだけでなく、世界的な問題です。今回の発表では、2004年に14%だった2~5歳児の肥満が、2012年には8%に減少しています。
この減少は関係者にとって“ウエルカム・サプライズ“ですが、原因についてはさまざまな意見があります。
コーラやジュース等の飲料からのカロリー摂取の減少、母乳で赤ちゃんを育てる母親の増加、子どものいる家庭では低カロリーの食品を購入するようになってきた等が主な原因としてあげられています。また、オバマ大統領夫人が主導する子どもの食生活と運動を変えるキャンペーンをはじめとした政府や州による施策の結果という見方もあります。ニューヨーク州では、州内のレストランに対してトランス脂肪酸の禁止、メニューにカロリー表示をすることを指示しているそうです。
一方で、発表に懐疑的な意見もあり、2~5歳の子どもというのはアメリカの人口を考えるととても小さく、社会全体でみると肥満の傾向には変化がないという人もいます。60歳以上の女性に限っていうと肥満はかえって増加しているそうです。
いずれにせよ、子どもの肥満は大きな社会問題です。他の研究によると肥満の子どもはそうでない子どもよりも運動能力も学力も低い傾向があるとも言われています。
肥満防止には運動が効果的。小さい頃から体を動かす習慣を身につけることを勧めたいものです。
今週の『筋肉かるた』
「指の筋肉使います ロッククライマーが鍛える筋肉 虫様筋」
『筋肉かるた』の採用作品を紹介していきます。
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今週のお勧め
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筋肉かるた
『筋肉かるた』ならではの遊び方をたくさん頂いています。「筋肉名だけを読み上げて絵札を取る」「絵札を取ったら起始・停止を暗唱する」などなど。その他にもみなさまの面白い遊び方がありましたらお寄せください。
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編集後記
帰宅中の電車でのことです。途中駅で派手な女子高生が乗ってきました。髪を染めて変な化粧をしています。そしてカバンの中からコロッケパンを取り出して食べ始めるではありませんか。もう最悪です。日本の道徳教育はどうなってしまったのかと、怒りがこみ上げてきました。
ところが次の駅に着くと私の考えが覆りました。彼女の目の前の座席が空いたのですが、その子は少し離れた所に立っているお年寄りに「空きましたよ」と声をかけてニッコリと笑ったのです。実にいい子です。最悪なのは私のほうでした。外見で人を判断した自分のことを恥じました。
しかしコロッケパンはいけません。夜の時間帯にあの匂いは空腹感を増進させます。せめて次からはチョコパンにとどめてほしい。
発行・ラウンドフラット 知っ得編集部
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