筆者はトレーニング指導から小説の執筆までマルチな才能を誇る、
F FitnessSupport(エフ・フィットネスサポート)代表の伊藤謙治氏!ネット上のさまざまな筋トレ動画を紹介しつつ、筋トレに関するあんな話やこんな話をウィットにとんだ語り口で紹介!
【 第14回 力こぶ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 】
ボンジョルノ。私が生まれて初めて筋トレらしい筋トレに目覚めたのは、10歳ぐらいの頃でしょうか。そう、同級生のサトミちゃんの気を引こうと、「男なら力こぶじゃ!」と思い立ち、家で腕立て伏せを始めたもんです。今考えると、「それって力こぶじゃなくて、胸や体幹のエクササイズやんけ!」とつっこみどころ満載ですが。......ちなみにサトミちゃんから見た私は、「授業中にうるさい」、「給食で大食い」等々、完全に色物芸人な印象だったそうです。うう......。
私の悲しい初恋話はさておき、いまだに「小学生から筋トレすると背が伸びない」みたいに思われてる親御さん、多いですよね。「筋肉付けると背が伸びない」みたいな。ズバリ言いましょう。
まったくの誤解です! ダウト!!
そもそも筋肉がついて背が伸びないんなら、骨より筋肉の方が硬くなきゃいけません。そんなことないでしょ? ちなみに体操選手とかがマッチョで小柄なのは、単純に「小柄なほうが有利な競技」だからです。なんせ、身軽に空中で何回転もしなきゃいけない人たちですから。そこまで競技成績を求められないジュニアの体操教室とかに行けば、背の高い子もふつうにいます。
むしろトレーナーさんの間では、体力づくりという面からも、自重や軽負荷で子ども時代から正しい筋トレフォームを身につけることが推奨されていますので、ご安心を。
そんなわけで、今回はこちらの動画をご紹介。
......何、このマッチョ少年......(゚Д゚;)。まあ、ここまでのダンベル持たなくてもいいですけど、本人も楽しそうで何よりです。将来有望ですな。
このマッチョ少年がやっていた、よく目にするエクササイズこそが、本当の力こぶの筋トレ種目、「ダンベル・カール」です。
ポイントとしては、
・上半身の反動を、使わない(動画の少年もちょっと使っちゃってるけど)
・手のひらが上向きの状態で持ち上げる。
・上腕二頭筋=力こぶをしっかり意識する
なんてところですね。左右交互にやってもいいですけど、リズムに合わせて気がついたら上半身の反動を使っていた、なんてことにもなりやすいのでそこは丁寧に。あ、もちろんバーベル持って両手同時でもOKです。
どうでもいいことですが、ダンベル・カールでしっかり効かせて、二の腕が筋肉痛になると意外に生活に支障が出ます。スマホ持っても本読んでも、何しても痛い、みたいな(笑)。
たくましい力こぶは、簡単には手に入らないということですなあ。そりゃ、あたしもモテませんわ。え? 力こぶだけの問題じゃない? ......ほっといてください。チャオ。
コメント:
力こぶをつくるエクササイズといえば、これ。ちなみに、力こぶで有名なポパイって、じつは前腕のほうが太いですよね......。
強化部位:
上腕二頭筋、上腕筋
*筋肉動画図鑑で一つひとつの筋肉を詳しく見ることができます。
『“筋”曜どうでしょう』 他の筋トレはこちらから
発行・ラウンドフラット 知っ得編集部
『週刊知っ得ニュース』へのご意見ご感想をお待ちしています。
Email :
info@roundflat.jp
『週刊知っ得ニュース』
バックナンバーはこちらから。
※このメールの配信停止を希望される方は、件名に「配信停止」とお書き添えの上このままメールを返信ください。
「 優勝争いをしたいと思ったのですが…。今の自分の状態では厳しい 」
日本オープンの石川遼。
トータル9オーバー108位で決勝進出はほぼ絶望。望む復活!
Copyright(C) 2017
RoundFlat, Inc. All Right Reserved.