気になる数字

【 糖尿病リスクが40%減 】


筋トレやヨガのような筋コンディショニングのエクササイズをする中高年の女性は、2型糖尿病と呼ばれる糖尿病の発症リスクを低減させるという研究報告。
アメリカには人口の8%にあたる2,600万人もの糖尿病患者がいて、死亡原因の7番目が糖尿病です。日本でも、糖尿病患者の数は多く、糖尿病の可能性が否定できない人1,300万人を含めると、全国におよそ2,000万人と推定されています。
筋力トレーニングが糖尿病患者の血糖値のコントロールになるということは以前から指摘されていましたが、予防になるのかという点が今回の研究テーマです。
研究では、36歳から81歳のおよそ10万人の女性の看護師を調査。1週間に有酸素運動を含めて150分以上の運動をする女性は、運動をしない人に比べて糖尿病の発症リスクが40%も低かったということです。さらに、有酸素運動なしでも筋トレや筋コンディショニングのエクササイズは発症リスクを軽減させたとのことです。
研究では主にヨーロッパ系の、それも女性に限定した対象になっており、人種や性別の疑問が残りますが、筋肉を使うことは大事なようです。


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