本ページの骨の部位画像は「BONE」に収録した3Dイメージをキャプチャしたものです。
「BONE」ではこれらの画像を3Dで立体的に見ることができます。
| 画像 | 用語 | よみがな | 
|---|---|---|
| 英語名 | ||
| 説明文 | ||
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肩甲棘 | けんこうきょく | 
| Spine of scapula | ||
| 肩甲棘は肩甲骨背側面にある大きな棚状の構造物で、全体として肩甲骨の上4分の1ほどの所を内側下から外側上に向かって走る。肩甲棘は肩甲骨背面を上下に隔てる構造になっており、三角筋や僧帽筋のなどの大きな筋が付着する場所となっている。肩甲棘の大きく拡がった外側端が肩峰である。 | ||
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肩峰 | けんぽう | 
| Acromion | ||
| 肩峰は肩甲棘の外側端で、関節窩よりもさらに外側に突き出た部分である。肩峰には鎖骨と関節する関節面があり、鎖骨肩峰端とともに肩鎖関節を形成する。 | ||
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烏口突起 | うこうとっき | 
| Coracoid process | ||
| 烏口突起は関節窩の上方内側から前外側方に突き出した大きな突起である。その前端は上腕二頭筋短頭、烏口腕筋、そして小胸筋が付く場所となっている。 | ||
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関節窩 | かんせつか | 
| Glenoid cavity of scapula | ||
| 関節窩は肩甲骨の外側角にあって関節面をつくる構造で、上腕骨頭とともに肩関節を形成する。関節窩は上下に長く上半が細い洋ナシの輪郭を示す、浅い関節面をつくっている。 | ||
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上角 | じょうかく | 
| Superior angle of scapula | ||
| 上角は肩甲骨を三角形に見立てると上内側の角に相当する部分である。 | ||
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下角 | かかく | 
| Inferior angle of scapula | ||
| 上角は肩甲骨を三角形に見立てると下側の角に相当する部分である。 | ||
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棘上窩 | きょくじょうか | 
| Supraspinous fossa | ||
| 棘上窩は肩甲骨背面が肩甲棘によって仕切られて肩甲棘よりも上側にできる大きなくぼみのことで、棘上筋が起こる場所になっている。 | ||
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棘下窩 | きょくかか | 
| Infraspinous fossa | ||
| 棘下窩は肩甲骨背面が肩甲棘によって仕切られて肩甲棘よりも下側にできる棘上窩よりもさらに大きなくぼみのことで、棘下筋が起こる場所になっている | ||
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肩峰角 | けんぽうかく | 
| Acromial angle | ||
| 肩峰角は肩峰の外側縁と後縁がつくる角である。肩峰角は生体でよく触れるが、一般的な生体計測における計測点としての肩峰点とは異なる。 | ||
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肋骨面 | ろっこつめん | 
| Costal surface of scapula | ||
| 肋骨面は肩甲骨の前面のことで、全面にわたって凹面になっており、肋骨群がつくる曲面上を滑り動きやすくなっている。 | ||
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背側面 | はいそくめん | 
| Dorsal surface of scapula | ||
| 背側面は肩甲骨の後面のことで、前面にわたって凸面になっており、上4分の1ほどの所を斜めに肩甲棘が仕切る。 | ||
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肩甲頚 | けんこうけい | 
| Neck of scapula | ||
| 肩甲頚は外側角において関節窩よりもやや内側でやや細くくびれている部分である。 | ||
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肩甲下窩 | けんこうかか | 
| Subscapular fossa | ||
| 肩甲下窩は肩甲骨肋骨面が凹面状に浅く窪んでいるところで、肩甲下筋が付く場所である。 | ||
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肩甲切痕 | けんこうせっこん | 
| Suprascapular notch | ||
| 肩甲切痕は肩甲骨上縁の烏口突起が起こるところのすぐ内側にある切痕である。肩甲切痕は肩甲上神経の通路となっており、ふつうここはその名のとおり切り込みで上辺を上肩甲横靭帯で塞がれているが、骨によって閉じられ、孔になっていることもある。 | ||
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関節上結節 | かんせつじょうけっせつ | 
| Supraglenoid tubercle | ||
| 関節上結節は関節窩のすぐ上方にある小さな隆起で、ここには上腕二頭筋長頭が付く。 | ||
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関節下結節 | かんせつかけっせつ | 
| Infraglenoid tubercle | ||
| 関節下結節は関節窩のすぐ下方にある小さな隆起で、ここには上腕三頭筋長頭が付く。 | ||
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上縁(肩甲骨) | じょうえん(けんこうこつ) | 
| Superior border of scapula | ||
| 上縁は肩甲骨を三角形に見立てると上辺に相当する部分であり、内側上方から外側下方に向かって斜めに走る。 | ||
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内側縁(肩甲骨) | ないそくえん(けんこうこつ) | 
| Medial border of scapula | ||
| 内側縁は肩甲骨を三角形に見立てると内側の辺に相当する部分である。内側縁は肩甲挙筋、小菱形筋、大菱形筋、前鋸筋などが付く場所になっている。 | ||
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外側縁(肩甲骨) | がいそくえん(けんこうこつ) | 
| Lateral border of scapula | ||
| 外側縁は肩甲骨を三角形に見立てると外側の辺に相当する部分である。外側縁は小円筋、大円筋が付く場所になっている。 | ||
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肩峰関節面(肩甲骨) | けんぽうかんせつめん(けんこうこつ) | 
| Acromial articular surface | ||
| 肩峰関節面は肩峰の前内側縁にある小さな関節面である。肩甲骨の肩峰関節面は鎖骨の肩峰関節面とともに肩鎖関節を形成する。 | ||
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外側角 | がいそくかく | 
| Lateral angle of scapula | ||
| 外側角は肩甲骨を三角形に見立てると外側の角に相当する部分である。外側角は関節窩が占めているので、他の2角と異なり、角という構造を示していない。 | ||
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