今週の数字 【 15万人から25万人に激増 】
ヘルメットでは脳震盪を防げない
アメリカの調査によると、2009年に19歳以下のスポーツ選手で脳震盪で病院に運ばれたのは25万人におよび、2001年の15万人から激増しているそうです。
脳震盪の危険が1番高いのは、男子のスポーツではアメフト、次いでアイスホッケー、ラクロス、レスリング、サッカー。女子ではサッカーとアイスホッケーが1番で、サッカーやアメフトのヘッドギアが脳震盪のリスクを軽減するという科学的根拠は見あたらないといいます。
ヘルメットはそもそも脳震盪を防ぐためにつくられてはおらず、ヘルメットのメーカーは「アメフトでのボディコンタクトは、脳震盪やその他の脳傷害を引き起こす危険性があり、ヘルメットはそのようなリスクを防ぐことができない」という警告を以前からしているそうです。
一度脳震盪にかかった選手は、さらに危険な傷害に見舞われる可能性があります。完全に治癒しないうちに再び運動をすると、さらに重篤な脳傷害を引き起こす可能性があり、注意が必要です。
この調査では、自分が脳震盪の疑いがあっても、仲間にそれを打ち明けることが難しいスポーツ特有の風土がある、と指摘していますが、選手を見守る回りの眼が大事と肝に銘じたいものです。
今週の『筋肉かるた』
「肩こりの 予防に働く 縁の下の力持ち」 (肩甲下筋)
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編集後記
先週自転車ロードレースの『さいたまクリテリウム』を見に行きました。午前中は雨だったにもかかわらず、沿道は大観衆で大変な盛り上がりでした。レースはイベント色の濃いものなので、今年のツール・ド・フランスの王者であるクリス・フルーム選手が順当に優勝し、観客にとって大満足の一日となりました。
そして帰る前に食事をしようと思い、近くのホテルに入りうろうろしていると、ロビーの外で大歓声が起こりました。誰が来るのかと思ったら、なんと目の前に現れたのはフルーム選手。その場にいた数名の人たちと一緒に歓喜のハイタッチ!
どうやら私は関係者以外立ち入り禁止の場所に迷い込んでいたようです。その後も続々とトップクラスの選手たちが現れ、次々とハイタッチを交わした私は、胸が一杯になり何も食べずにホテルを後にしました。
発行・ラウンドフラット 知っ得編集部
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