40歳からはじめる加齢に負けないからエクササイズ

アンチエイジング・フィットネス-40歳からはじめる加齢に負けないからだづくり-

世界的に著名な理学療法士による間違えないアンチエイジングの方法!
姿勢、筋力、バランス、柔軟性、持久力の5つのフィットネス要素別に科学的根拠に基づき55のセルフテストと56のエクササイズを紹介。この本があなたのパーソナル トレーナーです!

セラバンド緑色1.5m付き。

著=Marilyn Moffat(PT, DTP, PhD, FAPTA)/Carole B. Lewis(PT, DTP, PhD, FAPTA)
監訳=福井 勉(文京学院大学保健医療技術学部)
書籍=A5判/本文277ページ
ISBN=987-4-904613-08-5

本体価格: 2,800円(税抜)

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本書のポイント

・姿勢、筋力、バランス、柔軟性、持久力の5つのフィットネス要素別に55の評価方法と56のエクササイズを紹介

・高齢者指導、介護予防指導のガイドとして、現場で活用できる

・各能力について誰もが知っておきたい解剖と医学的知識をコンパクトに解説

・日常生活での身体の動かし方など毎日の生活の中で活躍出来るヒントも数多く紹介

・エビデンスとなる医学、医療関係の論文を参考文献として多数収録

・二人の著者はいずれも米国理学療法の第一人者、Marilyn Moffatは現在世界理学療法連盟の会長をつとめる

目次

第1章 身体の評価
1.質問
2.加齢による身体の変化
3.さぁ、始めましょう
4.この本の使い方
5.テスト1:姿勢(Posture)
6.テスト2:筋力(Strength)
7.テスト3:バランス(Balance)
8.テスト4:柔軟性(Flexibility)
9.テスト5:持久力(Endurance)
10.成功のための6つの秘訣
11.なぜ途中でやめてしまうのでしょう?

第2章 姿勢
1.正しい姿勢
2.加齢と姿勢の変化
3.姿勢に関連して知っておきたい解剖学と医学的知識
4.姿勢の評価
5.よい姿勢をつくるための処方箋
6.姿勢をよくする8つの優れたエクササイズ
7.姿勢をよくする日常生活のヒント

第3章 筋力
1.適切な筋力
2.加齢と筋力の変化
3.筋力に関連して知っておきたい解剖学と医学的知識
4.筋の機能
5.筋力の評価
6.どのくらいの重さを選べばよいか?
7.筋力アップのための処方箋
8.腕を鍛える8つのエクササイズ
9.脚を鍛える8つのエクササイズ
10.首と体幹を鍛える8つのエクササイズ
11.筋力トレーニングの組み立て方
12.筋力をアップする日常生活のヒント

第4章 バランス
1.正しいバランス
2.加齢とバランスの変化
3.バランスに関連して知っておきたい解剖学と医学的知識
4.バランスの評価
5.バランス改善のための処方箋
6.バランス能力を鍛える8つの優れたエクササイズ
7.バランス能力をアップする日常生活のヒント

第5章 柔軟性
1.適切な柔軟性
2.加齢と柔軟性の変化
3.柔軟性に関連して知っておきたい解剖学と医学的知識
4.柔軟性の評価
5.柔軟性の向上のための運動
6.柔軟性を高める8つの優れたエクササイズ
7.柔軟性を高める日常生活のヒント

第6章 持久力
1.適切な持久力
2.心拍数のチェック
3.目標または運動時心拍の設定
4.加齢と持久力の変化
5.持久力に関連して知っておきたい解剖学と医学的知識
6.持久力の評価
7.持久力アップの処方箋
8.持久力アップの8つの優れたエクササイズ
9.持久力アップの日常生活のヒント

第7章 まとめ
1.エクササイズのどう取り組むか
2.自分を励ます
3.痛みへの対処
4.体験談
5.あなたの場合は?

姿勢エクササイズ:ハムストリングのストレッチ 筋力エクササイズ:股関節の筋力・屈曲 バランスエクササイズ:動的バランスA

監修者の言葉

本著は一般の方々を対象としたフィットネスの本であり、著者Marilyn Moffat氏は現在、世界理学療法連盟の会長をしています。本著は加齢により衰える体力に対して、どのような指標を用いてエクササイズを行うかについてその対策を明確に示してくれてす。その論理的基盤としては理学療法の理論と技術を用いて誰でも年齢に抗したフィットネスを行うことができるように書かれています。 内容としてはアメリカ的な、とてもシステマティックでシンプルな方法論を用いています。本著においては身体運動能力を姿勢、筋力、柔軟性、バランス、耐久性という5つの評価項目とエクササイズを具体的に提示しており、その明確な評価項目の提示と評価段階ごとに設けられた具体的エクササイズは、個別性については論じてはいないものの、日本の理学療法士にも良い提示をしてくれているようにも思えます。つまり身体評価はこれくらい単純明快にしないと共通性が図れないという問題提示としても受け取れるのではないかと考えられる訳です。 本著は、高齢者フィットネスあるいは介護予防の教科書としても用いることもできるのではないでしょうか。すなわち、一般の方々にはその具体的指標を日常の生活のチャートとして用いることが、専門家に対しては指標の明確性を日常の臨床場面に応用してという両面での利用方法が考えられるのではないでしょうか。

福井勉 先生

読者の声

  • エクササイズのみでなく解剖・生理学の面からも記されているのでわかりやすかった
  • 体力に合ったトレーニングの考え方、指導方法がわかりやすかった
  • 介護予防対象者、自分自身のために参考にしたいと思います。一般の方、専門分野の方両方にわかりやすい内容だと思いました。サイズも持ち運びしやすいので空いた時間にすぐ見れます
  • 科学的根拠にもとづいており信頼性が高い
  • 5つの明確な評価の項目に対応したエクササイズでとてもおもしろかったです。PTとして働いているので自分に役立てるとともに、臨床でも生かしていきたいです
  • わかりやすいトレーニングの意義・目的・方法が写真とともに示してあって、読みやすくイメージしやすい本です
  • 現場のトレーナーの必読書と思われる。トレーニングのプログラム作りの根拠となる

著者紹介

著者: マリリン・モファット(Marilyn Moffat)
  理学療法士として40 年以上のキャリアを持ち、現在はニューヨーク地区で開業する傍ら、ニューヨーク大学理学療法学教授、世界理学療法連盟会長。アメリカ理学療法協会会長を6年間つとめ、同協会理事、ニューヨーク理学療法協会会長を歴任。理学療法基金管財人、米国国立衛生研究所代議員会準会員。2004年にアメリカ理学療法協会の最高賞であるマリー・マクミラン記念講師賞を受賞等、受賞多数。世界各国でプレゼンテーションやセミナーを行っている。
  キャロル・B・ルイス(Carole B. Lewis)
1981年からワシントンDCで開業する傍ら、ジョージワシントン大学医学部老人学部門準教授。加齢に関する多数の論文がある。『Topics in GeriatricRehabilitation』編集委員、アメリカ理学療法協会ワシントンDC地区代表、同協会老人学部門代表。アメリカ理学療法協会ルーシー・ブレア・サービス賞等、受賞多数。全米46州のほか世界各地で講演活動を行っている。

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