骨用語一覧

本ページの骨の部位画像は「BONE」に収録した3Dイメージをキャプチャしたものです。
「BONE」ではこれらの画像を3Dで立体的に見ることができます。

手根骨(しゅこんこつ) - Carpals

 手根骨
画像 用語 よみがな
英語名
説明文
舟状骨(手の) 舟状骨(手の) しゅうじょうこつ(ての)
Scaphoid
手の舟状骨は近位列で最も外側に位置する手根骨である。この骨は橈骨および月状骨、大菱形骨、小菱形骨、有頭骨と関節する。
月状骨 月状骨 げつじょうこつ
Lunate
月状骨は近位列で外側から2番目に位置する手根骨である。橈骨と関節し、尺骨とは関節円板を介して関節する。さらに舟状骨、三角骨、有頭骨、有鈎骨とも関節する。
三角骨 三角骨 さんかくこつ
Triquetrum
三角骨は近位列で外側から3番目に位置する手根骨である。尺骨とは関節円板を介して関節し、月状骨、有鈎骨、豆状骨とも関節する。
豆状骨 豆状骨 とうじょうこつ
Pisiform
豆状骨は近位列で最も内側に位置する手根骨である。橈骨、尺骨どちらとも関節せず三角骨と関節する。豆状骨は尺側手根屈筋腱の種子骨であると考えられている。
大菱形骨 大菱形骨 だいりょうけいこつ
Trapezium
大菱形骨は遠位列で最も外側に位置する手根骨である。舟状骨、小菱形骨、第1中手骨、第2中手骨と関節する。
小菱形骨 小菱形骨 しょうりょうけいこつ
Trapezoid
小菱形骨は遠位列で外側から2番目に位置する手根骨である。舟状骨、月状骨、有頭骨、大菱形骨、第2中手骨と関節する。
有頭骨 有頭骨 ゆうとうこつ
Capitate
有頭骨は遠位列で外側から3番目に位置する手根骨である。有頭骨のサイズは8個の手根骨のうち最大で、じっさい8個のちょうど中央に位置するように見える。舟状骨、月状骨、有鈎骨、小菱形骨および第2~4中手骨と関節する。
有鈎骨 有鈎骨 ゆうこうこつ
Hamate
有鈎骨は遠位列で最も内側に位置する手根骨である。月状骨、三角骨、有頭骨および第4中手骨、第5中手骨と関節する。
手根溝 手根溝 しゅこんこう
Carpal groove
手根溝は8個の手根骨が形成するアーチ構造によってできる溝状の通路である。手根骨は平面上に並んでいるのではなく、手背を凸とする弯曲を示して並び、アーチ構造をつくる。このアーチの中を指を動かす筋の腱が通過する。アーチの両側に屈筋支帯という帯状の靭帯が付くことによって、アーチがトンネルとなる。
大菱形骨結節 大菱形骨結節 だいりょうけいこつけっせつ
Tubercle of trapezium
大菱形骨結節は大菱形骨の前面内側に突出する結節である。ここには屈筋支帯が付く。
有鈎骨鈎 有鈎骨鈎 ゆうこうこつこう
Hamulus of hamate
有鈎骨鈎は有鈎骨の前面内側に突出する隆起である。
舟状骨結節 舟状骨結節 しゅうじょうこつけっせつ
Scaphoid tubercle
舟状骨結節は手の舟状骨の前面の外側遠位にある隆起である。