Round

セミナー情報

ソマティックムーブメント教育(Somatic Movement Education) 学習会開催

からだを「体」ではなく、「体をも含むあなた自身」と捉える立場にたち、“からだのつくり”や“重力“という理にそって、動き方を探求する学習会です。今回は、外部講師として劉 美珠教授(台湾国立台東大学教授)を迎えて行います。

 

 
講師:
Mei-Chu Liu 劉 美珠

 

セミナー情報 台湾国立台東大学ソマティクスとスポーツレジャー学部 教授
Somatic Study and Movement Artsの博士(Ohio州立大学)、ボディ・マインド・センタリング(BMC)公認実践者、ジャイロトニック認定、ジャイロキネシス認定、ポールスター・ピラティス認定の指導者。
他にもダンス、ソマティック フィットネス、ヨガ、太極拳、気功の指導と共にソマティックス論、ソマティック運動教育とセラピー、身体概念論、経験的解剖学を専門とする。

 


BMCとは

 


Body-Mind Centering(BMC)とは、動きや身体、意識へ統合されembodyされたアプローチです。ボニー・ベイブリッジ・コーエンにより開発されたこのアプローチは、解剖学や生理学、心理学、そして発達学の原理のembodimentや応用に基づく経験的な学びであり、そこでは動きや触れること、声、心が用いられます。そのユニークさは、個々の身体のシステムを自分にembodyし統合できるアプローチであるという特異性や、発達の再教育に必要な基礎的ワークであること、そして動きや心身関係を語る為に、身体に基づく言語(Body-based language)を用いることにあります。
*Body Culture Studies(BCS) 研究会主催Body-Mind Centering ワークショップテキストより

 

セミナー内容

2015年 3月28 & 29(土/日)両日とも9:30より受付

<3月28日>
◆以下の内容に加えて「発達の動き」Yield-Push, Reach-Pullも!!
10:00~13:00
・Skeleton System Ⅰ‐ Force Line between Shoulder & Hands
・骨格システム Ⅰ ‐ 肩甲帯と手のフォースライン

14:00~17:00
・Skeleton System Ⅱ‐ Force Line between Pelvis & Feet
・骨格システム Ⅱ ‐ 骨盤と足のフォースライン
個々の手指が肩甲骨の特定の部分に、個々の足指が寛骨の特定部分とつながっています。このつながりをフォースラインと呼びます。このつながりを体験的に学びます。これにより腕を動かし易くなったり、アームスタンド時に安定が増したりします。足裏に骨盤が乗った感じがわかり、立ち姿勢の行為全てが楽になります。

17:45~19:15
・ヨガのAsanaを取り入れた一連の動き
さまざまなソマティックな技法に裏打された、ヨガのポーズを思わせるポーズの一連の動きです。

<3月29日>
10:00~13:00
・Organs SupportⅠ‐ Heart & Lung 心臓と肺
呼吸と背骨の動きに伴う心臓と肺の動き、つまり、背骨を屈曲・伸展したり、側屈や回旋したりするときの動きを体験的に学びます。これにより体幹部の支持がより得やすくなります。

14:00~17:00
・Organs SupportⅠ‐ Kidney & Urinary Bladder 腎臓と膀胱
腎臓が背部に二つ、膀胱が前部に一つあり、それらが後から前の斜めの三角形の位置にあります。腎臓と膀胱のサポートを体験的に学びます。これにより体幹の安定が得られ、そり腰になってしまう方の修正にも効果的です。

17:45~19:15
・Somatic Wellness Program ソマティック・ウェルネス・プログラム
さまざまなソマティックな技法に裏打ちされた、各関節の可動域を広くするエアロビクスのように次第に心拍数があがる一連の動きです。これにより、しなやかに動く背骨と股関節の可動域拡大を感じられます。

セミナー情報

場所

京都女子大学 U校舎 205号室
*大学へのアクセスは大学のHPの「交通・アクセス」をご覧ください。参加対象 「身体の使い方・動かし方」に興味のある方ならどなたでも。今回は特にヨガをされている方にお勧めです。
*学内施設を使う学習会という催しです。

申し込み方法
次の必要事項を原田までメールにてご連絡下さい。
①お名前(ふりがな)
②携帯のお電話番号
③メールアドレス(パソコン)
④〒と住所
⑤職業

★ご連絡いただいた方にアクセスやその他について個別にお知らせします。またご質問等、気軽に問い合わせくださいませ。

主催者 原田奈名子 京都女子大学発達教育学部
電話:075-341-4723
メール:haradan@kyoto-wu.ac.jp