今週の数字 【 人間はたった5%のエネルギー消費も嫌がる怠け者? 】
歩行動作は人間が成長する中で自然と身につけ、常に同じ動きをしていると思っていましたが、実際はどうも違うようです。
アメリカの学会誌に発表された研究によると、私たちは常に同じ歩行動作を繰り返しているのではなく、その時々の環境に合わせて最適な歩行動作を選択しているのだそうです。
研究では、例えば、膝が十分に曲がらないといった、通常の歩行動作を制限するような特別な機器を身体につけてもらい、通常の歩行と制限下での歩行、エネルギー消費を比較しました。すると、被験者の歩行動作は、機器をつけてわずか1~2分のうちに瞬時に動きが調整されました。その調整作業は、エネルギー効率がたった5%良くなるだけのときにも行われたそうです。つまり、私たちはわずか5%のエネルギー消費ももったいないと思う、根っからの怠け者ということになります。
私たちがある地点からある地点に歩くとき、通常最短距離になるルートを探して歩きます。歩行動作もこれと同じで、エネルギー消費が最小になる歩行動作を脳が自然に選択して動きを指示しているというわけです。恐るべし脳、というか、私たち人間は恐るべき怠け者ということになりますね。
ダイエットのためにウォーキングをしているという人も多いはずです。ダイエットのためにはエネルギー消費を多くする方がよいですが、私たちの脳はそう考えません。ダイエットが失敗する理由の一つがこれだったか!と妙に納得してしまいました。
内藤隆の「筋トレのツボ!」
第11回:「<実践編>器具を使わない効果的トレーニング(おなか)」

今回のターゲットは、「おなか」です。腹囲は、体重増減の変化が最も分かりやすく表れる部位であり、現在の生活習慣(運動習慣、食習慣など)の状態を示す良いバロメーターです。腹筋は、年齢とともに衰えやすい筋肉のひとつで、腹筋力の低下に伴う姿勢悪化は、心身に様々な影響を及ぼします。身体を再生することは機能面だけでなく、自分への自信の高まりなどメンタル面にも有効です。ぜひ今回紹介する筋トレにも取り組んでみてください。
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今週の検定問題
問題 「マグロの部位の中で、筋トレ後の食事として赤身よりも大トロの方が適している。〇かXか。」
答えと解説は
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このコーナーでは毎週「筋肉のこと知ってますか?」検定の問題を紹介していきます。
今週の筋肉トランプ
スペード9 【腓腹筋】

【解説】
深層にあるヒラメ筋とともに下腿三頭筋と呼ばれ、ふくらはぎの形を決めている。
膝関節と足関節を超える二関節筋だが、膝関節への作用は弱い
動画で見る腓腹筋はこちら(
腓腹筋)
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今週のお勧め
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編集後記
野球のU-18ワールドカップは惜しかったですね。でもいい試合でした。私は高校野球をプロ野球のスカウトになったつもりで観るのですが、今年はドラフト1位で指名したくなる選手が多かったです。特にオコエ選手は素晴らしい。日本代表の縦じまのユニフォームも実に似合ってました。ぜひプロでも縦じまを!
発行・ラウンドフラット 知っ得編集部
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