特選ニュースヘッドライン

　食事と睡眠には密接な関係があります。
　良質な睡眠のために、快眠のために寝る３時間前には食事を済ませる等、注意されている方も多いでしょう。
　この食事と睡眠の関係を調査した最近の研究によると、栄養士による夕食を食べた場合は入眠するのに平均で17分かかりましたが、自分の好きなものを好きなように食べた場合は入眠に29分、12分も長くなったそうです。
　野菜が少ない、アイスクリーム等の脂質の多い食事をとる人の睡眠の質はとても悪く、糖分摂取が多くなると睡眠中に目覚める回数も多くなりました。
　この研究は、被験者の数が少なくパイロットスタディの領域を出ないようですが、たった一回の食事が睡眠に大きな影響を与えるということは確かなようです。良質な睡眠には良質な食事が一番です。
　近頃は、子どもの睡眠不足が問題視されています。睡眠不足の子供は脳の海馬がよく寝ている子よりも小さく、将来認知症リスクを高めるともいわれています。質量ともに良質な睡眠を心掛けたいものですね。