
今週の数字
【 20年後の脳の大きさを決めるのは運動? 】
アメリカの国家的な医学研究に「フラミンガム・スタディ」というのがあります。
第2次世界大戦直後に開始されて、いまだに継続している一大プロジェクトですが、この調査から心肺機能と認知症リスクとの関係が明らかになりました。
調査では、平均年齢40歳の成人男女にトレッドミルで最大心拍になるまで運動してもらい、心肺機能を調査、その20年後に脳のMRI画像をとり再調査しました。すると、20年前に心肺機能が低かった人の脳の萎縮度が大きい、つまり、脳が小さくなっていました。脳の萎縮は認知症等のリスクにつながります。
運動と脳の関係についての研究はたくさんありますが、そのほとんどが短期的な時間軸です。それに対して、この研究では20年もの長期的な時間軸での研究ですので、大いに意義のある調査です。
ただし、若い時に運動をしなかったことが脳の萎縮を招いたかという因果関係は不明です。あくまで相関関係があるということですが、それでも心肺機能を高めるような運動は、どんな脳トレよりもよさそうです。
寒くてジョギングするのもおっくうになりがちですが、健康な脳を目指して皆さんも走りましょう!
長谷川賢宏の「スポトレのツボ!」
第6回:マラソンのツボ ~マラソンに多い障害とその予防~

こんにちは。スポーツトレーナーの長谷川です。
東京の大イベント、東京マラソンまであと16日。参加される方はドキドキ、ワクワクされていると思います。
今回はマラソンに多い障害として、ランナーズニー(腸脛靭帯炎)をお話します。
腸脛靭帯は腸骨稜に発し、脛骨Gerdy結節に至る靭帯です。
大腿筋膜張筋、大殿筋浅層と接しており、腸脛靭帯の停止部は両筋の停止部となっています。
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今週の検定問題
「脂肪を1kg減少するのに必要な消費カロリーはおよそ5000kcalである。〇か×か?」
答えと解説は
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読者の筋肉知識に挑戦!
このコーナーでは「筋肉のこと知ってますか?」検定 2014風林火山編に出題された問題を紹介しています。
今週の筋肉パズル
この 『 筋 肉 』 なーんだ?

【ヒント】
力こぶをつくる筋。起始部が2頭に分かれるが、まれに3頭になることもある。肩関節・肘関節を越える二関節筋で、上腕と前腕とに作用する
筋肉動画図鑑で
チェック
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今週のオススメコーナー
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見るみるわかる 骨盤ナビ
立ったとき、歩いたとき、なんだか体のバランスが悪いなぁ、と感じたことはありませんか?体の中心にある「骨盤」は上半身、下半身の筋肉と繋がり、「ゆがみ」や「ゆるみ」を引き起こしています。
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筋肉まるわかりシート
ラウンドフラットストア売上げナンバー1の人気商品です。「足底筋」足の裏にあると思っていませんか?「上腕二頭筋」頭が2つってどういうこと?・・・1枚くらい持ってた方がいいんじゃない?
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発行・ラウンドフラット 知っ得編集部
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「 総額5億ドル(約555億円)の価値 」
メジャーリーグのスカウトが、アメリカでキャンプ中の大谷翔平投手のピッチン
グを見て。
清原のニュースの翌週には、新しいスターが猛アピール。
楽しみである一方、新旧の入れ替わりに感慨深い。
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