今週のピックアップ
「今アメリカで急増中の美容整形とは?」
全国的にまだ梅雨明けとはいきませんが、夏はすぐそこです。水着や薄着の機会が増え、ふくよかなお腹が気になる季節がやってきます。
「筋肉かるた」にあるように「割れるどころか表出ず、恥ずかしがり屋の腹直筋」が恨めしいのは、全世界共通でしょうが、お腹の美容整形が増えているというニュースをアメリカCBSが報道しています。
増えている美容整形は、お腹回りの脂肪吸引ではなく、「でべそ」の美容整形です。インスタグラムなどでお腹の写真がアップされることがあり、でべその美容整形に拍車をかけているのだそうです。
でべそには臍ヘルニアという立派な?病名もあり、女性の場合は、妊娠や体重増がでべその原因となることもありますが、若い頃にブリトニー・スピアーズのまねをしておへそピアスをした人が、ピアスを卒業して美容整形するというケースも増えているそうです。(当時16-7歳のブリトニーも今や34歳ですからね)
このでべその美容整形、気になるお値段は、2,500ドル~5,000ドル(25万~50万)、高いものでは12,000ドルもするそうですから、たかがでべそとも侮れません。手術後3~4週間はプールや海は禁止です。夏に向けて準備という方は、今年はもう遅いかもしれませんね。
今週の窓
毎週週替わりで、専門家が今一番伝えたいことをコラム連載するコーナー
今週の専門家は「健康運動指導士」の内藤隆先生
第13回 ウェルネス 【加齢と体力】
体力は20歳前後をピーク(下図1)に、年0.5~1%ずつ低下します。わずかな割合なので実感は得づらいですが、10年、20年と積み重なると大きな変化となり、特に50歳以降(下図2)は筋力低下が加速し、体力の衰えを感じやすくなります。しかし、日常生活で積極的に身体を動かしたり、定期的な運動を行い活動的な生活を送ることで体力の低下を緩やかにすることが可能です。
身体活動の代表的な恩恵として以下の8つが挙げられます。
1.体重のコントロール
2.心血管疾患のリスクの減少
3.2型糖尿病やメタボリック症候群のリスクの減少
4.いくつかのがんのリスクの減少
5.骨や筋肉の強化
6.メンタルヘルスと気分の向上
7.高齢者の日常動作の能力向上や転倒防止
8.長生きする可能性を高める
出典:アメリカ合衆国保健福祉省
筋力や有酸素能力は病気や死亡のリスクにも大きく関連しており、健康で長生きするために体力の維持はたいへん重要な課題です。
80歳の人が20歳の人に比べてどれくらい筋肉が減少しているのか示した表が下記のとおりです。全身では10~15%程度の減少ですが、部位別で見ると、下肢が約30%の減少と圧倒的です。下肢は立つ・歩く・しゃがむなど、あらゆる生活動作に密接に関わっており、下肢の筋力低下をいかに防ぐか―― つまり「健脚づくり」が重要です。

ここで下肢筋力を簡単にチェックできる「30秒椅子立ち上がりテスト」(中谷ほか)を紹介します。

1.椅子にやや浅く座る。両膝は握り拳1つ分あけ、両手を胸の前でクロスし、上体をやや前傾する(図の左)
2.椅子から立ち上がる。膝、腰、背中が完全に伸びるところまで立ち上がる(図の右)
3.「椅子から立ち上がる⇔椅子に座る」動作を最大スピードで30秒間行い、回数をカウントする
※椅子に座る際に、どっしりと座りすぎないようにしましょう
※5~10回練習してから本番を行ってください。時間測定や回数カウントをお願いできる人がいる場合は頼みましょう。
何回できましたか?テストの結果はこちら

今週の学べるアニマルピラティス
第14回 【ブレスト・ストローク(初級エクササイズ)】
エクササイズの目的
このエクササイズは、背を快適に伸ばすことが目的です。パソコン作業や、前を向いた動きが多い日常生活です。これらの動きの真逆のようなエクササイズです。背を伸ばすエクササイズに是非トライしてみてください。
エクササイズの効果についてはこちらから。
今週の検定問題
「「筋力」と「パワー」は別物である。○かXか。」
答えと解説は
こちら
読者の筋肉知識に挑戦!
「筋肉のこと知ってますか?」検定 2016開催準備中!
今週の筋肉パズル
この 『 筋 肉 』 なーんだ?

【ヒント】
股関節・膝関節をまたぐ二関節筋。この筋が伸びながら力を発揮するエキセントリック収縮を繰り返す山の下りでは疲れやすくなります。
筋肉動画図鑑で
チェック
『解剖学ジグソー:全身の筋』の購入は
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『解剖学ジグソー:全身の骨』の購入は
こちら
今週のオススメコーナー
骨格キーホルダー(脊柱)
骨、ほね、ホネ!大好きな骨だからいつも一緒!バックやカギにつけてオシャレに持ち歩こう。1番売れてる「脊柱」の他にも、股関節、膝関節も大人気です。お手頃価格でプレゼントにもピッタリ。
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筋肉トランプ
パーティーの定番ゲーム「トランプ」に筋肉をちょっと・・・いやいやガッツリトッピング!JOKERの筋次郎くんをめぐって、ババ抜きなんて最高。「筋次郎は誰にも渡さない」って、あれ?ルール変わっちゃいましたね。
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見るみるわかる 骨盤ナビ
立ったとき、歩いたとき、なんだか体のバランスが悪いなぁ、と感じたことはありませんか?体の中心にある「骨盤」は上半身、下半身の筋肉と繋がり、「ゆがみ」や「ゆるみ」を引き起こしています。
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「 オリンピックがすごい大会だというのは分かるが、プロゴルファーにとってはどうか 」
プロゴルファーの松山英樹、リオ五輪の代表を辞退して。
オリンピックは、「アマチュアのため」の「参加することに意義がある」大会で良いと思う。
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