筆者はトレーニング指導から小説の執筆までマルチな才能を誇る、
F FitnessSupport(エフ・フィットネスサポート)代表の伊藤謙治氏!ネット上のさまざまな筋トレ動画を紹介しつつ、筋トレに関するあんな話やこんな話をウィットにとんだ語り口で紹介!
【 第10回 誰もがみんな知っている! トレーニング界の月光仮面!? 】
ボンジョルノ。ミラノもやっと涼しくなってきました。……多分。あ、このネタ一回使ってましたね。すいません。本当は国内の仕事部屋で、一人シコシコとキーボードに向かって書いてます。
「第10回にしてすでに前フリのネタが乏しくなったんかい」と思ったアナタ、決してそんなことはありません! 10回ですよ、10回! トレーニングで言えば、もっとも利用頻度が高いと思われる10レップです! わけもわからず、「とりあえず10回×3セット」とかって、よくやるでしょう? じつはあれ、医療現場から広まったらしいです。整形外科医のドロームさんとワトキンスさんていう人が、10回×3セットでリハビリ指導した『ドローム&ワトキンス法』がきっかけのひとつだとか。「とりあえず」なんて言ってちゃいけませんな。
何はともあれ、そんな10回目は区切りに相応しく、メジャーなエクササイズをチョイスしてみました。どうぞ!

……あれ? なんかちがう? じゃあ、こちら!

……??。
「なんか、私の知ってるベンチプレスとちがう……( ゚д゚)」と思った方、ゴメンナサイ。
そう、ベンチプレスです。誰もが知ってる、バーベルを胸の上で持ち上げる、アレです。上手になれば動画のように人間でも出来ちゃう、超有名エクササイズです。……え? 普通はやらない?
まあたしかに、普通はバーベルもしくはダンベルでやるベンチプレスですが、意外に正確な基本フォームをご存じない方も多いんではないかと。あらためて、ポイントを確認しておきましょう。
・身体の5箇所(右足、左足、お尻、背中、頭)をきちんと床やベンチにつける
・スタート位置は、「バーが目線の上」に来る辺りを目安に
・バーを握る位置は、身体の横で肘を直角にした真上辺り
・バーを降ろす位置は、胸骨の中央=あごとみぞおちの真ん中辺り
・トレーニングとして行なう場合は、基本的にブリッジ=腰が浮くことはしない
といったところです。意外に注意点、多いでしょ? 逆に言えば、適当なフォームでやろうとすればいくらでも出来ちゃう種目なので、特に初心者の方は是非、最初に正しいフォームを覚えるようにしましょう。
ちなみに、ベンチプレスやフライといった胸の筋肉を鍛える種目が「バストアップにはこれ!」みたいに女性におススメされることも多いですが、あくまでも鍛えられるのは筋肉です。おっぱいそのもの=脂肪部分が大きくなるわけじゃありません。もちろん、筋肉が大きくなったり姿勢が整うことで、胸囲自体は上がりますが。……ああ、夢のないことを言ってしまった。「おっぱいには夢が詰まっている」って、子どもの頃は信じてたのに……。
そのかわり、「いつかは○○kg挙げる!」という健全な(?)夢を持って、皆様もベンチプレスしてくださいませ。チャオ。
誰もが知ってるエクササイズですが、重たいバーベルにひとりでチャレンジすると大変危険です。潰れる前に恥を忍んで助けを呼びましょう!
強化部位:
大胸筋、三角筋前部、上腕三頭筋
*筋肉動画図鑑で一つひとつの筋肉を詳しく見ることができます。
これだけは押える!ワンポイント:
・バーは胸骨の中央部分に下す
・バーの軌道は真横から見てゆるやかなカーブを描くよう
・バーを降下
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発行・ラウンドフラット 知っ得編集部
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「 タイムを出したら親戚が増えるって聞いていたけど、
誰だろうっていう人からも(メッセージが)きて 」
桐生選手のLINEには400件の通知があったとか。
2020年にはメダルで4000件!
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